ポートチャビーズにて操船業務を引き受けている
「みづは」が8月1日、NPO団体による社会実験に参加しました
「被災地での事業継続に必要な物資輸送訓練」として
新潟より食料などの救援物資を
赤羽からほど近い「岩渕リバーステーション」まで陸路で運び
そこから水路を用いた船舶による都心への運搬の訓練でした
岩淵リバーステーションまでは隅田川を遡り
綾瀬橋から隅田水門を通り荒川へ出て北上します
荒川は川幅も広く水深もあるので航行しやすいのですが
風の強い日などは波が立って荒れる事が想定されます
この日は水面が穏やかで予想よりも早い到着でした
岩淵リバーステーションで、みづはへ物資の搬入
物資の積み込み後、旧岩淵水門を通り隅田川へ
隅田川を南下し日本橋を目指します
日本橋船着場に到着!
予め下準備がされての訓練だったかと思いますが
リバーステーションへの往復や物資の積み込みの所要時間
大まかな要領や手順などが把握できたのかもしれません
こうした事がきっかけで水路が活用されて
都内の防災への意識が強まるといいのですが……
これからも、状況に応じたより細かい計画や
突然の被災に対応できるように繰り返しの訓練が必要であったり
想定外の事態への対処など課題は多いのかもしれません
今回の訓練に参加して
私自身、災害時の船舶活用の可能性を感じられました